ルールのせいでみんなが不死身
4時間ごとにループが始まる
木造の校舎に男が1人
マントを翻して如何にもな格好をしている
音楽が流れる
屋根の上に女が2人
と
男が女をおんぶしてる。
黒髪ロングの2人
双子ではないのだが
どっちがどっちか認識出来ない。
犯人がわかる人は共通語が話せない
英語で伝わらない
手話できない
コミュ障で話せない
など
手元に白い4つ折りの小さな紙を広げたら情報が入って来る
3枚あり、2つまで情報共有可能
3つ目の情報を当てられたら死ぬ
あなたが犯人だとわかってしまうから
4時間ごとに記憶はリセットされる
自分が誰かもわからない
あなただったかもしれないし
ぼくだったかもしれない
前世の僕かもしれないし
来世の僕かもしれない
転生してリセットかもしれないし
たまたま通りかかったかもしれない
容姿は自分の姿を確認することで確定する
ポップアップの場所はランダムになる
記憶はなくなってるが何度も来たことのある町なので
既視感というかデジャブがある
ここ通ったことあったよなとか
ここ曲がればあそこに出る気がする
というのはわかる
過去と未来の記憶の共有は不可
リセットされるからあまり意味は無い
4時間たつと思い出したように忘れる
それはもうパチンとスイッチを押すが如く
あれ?何してたんだっけ?
ここはどこで、、、
どこからきたっけ??
僕は誰?
今何時?何曜日???
みたいになる
何かしら欠損している
もちろん記憶は欠損してるし
体の部位かもしれないし
話せないかもしれないし
見えないかもしれない
においを感じないかもしれない
味覚はがないかもしれない
欠損に気づかない部分かもしれない
まあ、4時間でリセットれれるし
栓無き事よ。