充実した休日を

時計屋で時計を買うより、服屋で時計買いたい派。そっちの方が運命的な感じしませんか?

嫌われる勇気読みました。

 対話編という書き方?で青年と哲人がひたすらに議論してる本です。読書はあまりとくいではないのですが、書き方が特殊で読みやすくすんなり理解できたと思います。人の変わり方から人生の意味、幸福とは何か、幸福になるにはまで書いてありすごい本だと思います。青年はあと10年早くアドラーと、いや哲人と会っていればに対し、哲人は今からでも遅くない、10年前なら理解してくれなかった。と諭す。あと青年は司書をしていて、誰にでも出来る、価値などない、人生は何か大きな目標を見つけ、それを成しえなければならない、そう考える中、哲人の人生に意味はない、のくだりが好きですね。あと褒めてはいけない、怒ってもいけないの話。褒めるのは自分より下と見下してしまうからという話は目から鱗でした。自分が嫌いな青年は他人のせいにするが、自分が好きすぎる故に自分を嫌いになっているという、一周回ってわけわかんないところとか、悩みの原因は他人から生まれるから、宇宙に1人だと悩まないとか。もう2、3回読み直さないと理解が追いつかないかも。こんな本久しぶり。

 アドラーも本は作らず、カフェで話したり、少数のディスカッションを好んだと書いていました。カフェで青年と哲人のような会話をしてみたくもあります。もしアドラーが生きていたらTwitterとかしてそう。ネットのチャットとかで議論したり、自分でサイト作って考えを載せたりしてそう。

 やっぱり人生の意味はなく、自分で作り出す。その為に今を全力で生きる。きっと意味は遅れてやってくるというか、後付けされるのでしょう。きっと一緒には走ってくれないよ。誰もやっていなくても誰かが始めなければない、私はそれがあなたからだと思う。