充実した休日を

時計屋で時計を買うより、服屋で時計買いたい派。そっちの方が運命的な感じしませんか?

LA LA LAND見てきました。

LA LA LAND見てきました。

 序盤は女優を目指しオーディションに落ち続けている祖母が女優だったというヒロイ

ンとジャズが好きでお店を開きたかったが開けていない主人公が出会います。ここで、

ん、あれ、身分さの恋か。もしかしてロミオとジュリエットか?現代版ロミジュリ始ま

ってしまうんか。と見ていました。終盤というか終わりは「いつもの」新海誠さんぽい

なーと感じました。「君の名は」で変わってしまいましたけどね。こんな終わり方もあ

りなのかなといった感じでした。個人的には結構好きです。ifがはいっていてかつネタ

バレというか伏線回収しながら物語のはじめから今までをぶわーって流していて見入っ

てました。物語としては夢を追い続けて夢の為にブレず頑張るヒロインと夢を追い続け

ていたが挫折し夢とは違うがそれ関係というかヒロインのために安定した職に付く為に

自分のやりたかったこととは違う職に就く主人公。ヒロインが主人公の演奏を聞いてか

らのヒロインとの口論のシーンは迫力があってよかったです。英語の口論はこうなるの

か!みたいな。ぶわーって言い合って少しの沈黙ほんとにしーんってなって見入ってま

した。「自分のやりたい職業じゃないなら好きじゃなきゃやってられないわ!」という

ヒロインに「君の為なんだ!安定した職に就かないと自分のやりたかった店をもてな

い!!」という主人公。なんか自分のことというか。安定した職に就くのとやりたい職

に就けるかは別だし。わかる。言いたい事とはすごくわかるんだけど!と自分の中でも

やもやしてました。あとミュージカル風というか俗に言う「急に歌うよ!」から気が付

くと見入ってしまうということが多々ありました。こう瞬く間にストーリーのある歌い

ながら物語があわせて進んでいってかなり見やすかったです。運命の強制力を見た気が

します。でも運命の強制力があるからいいやではなくて自分なりに精一杯やったからこ

そ運命の強制力が働くというか。最初から何もしないが一番だめだなと感じました。主

人公も最初はやりたいことやってみたけど出来なくて挫折していたところにも共感でき

てしまって、なんだろ見てはいけないものを見てしまったというか。心にくるというん

でしょうか。そんな感じでした。好きなシーンはといえばヒロインがパーティに嫌気が

差し抜け出すときのスローモーションのような演出がすごい好きでした。あそこはかな

り良かった。全体的に見てどう?ときかれると流石アカデミー賞受賞作品だけあってか

なりいいと思います。また見に行くか?といわれると自分ではいかないけど誘われたら

絶対行くと思います。