充実した休日を

時計屋で時計を買うより、服屋で時計買いたい派。そっちの方が運命的な感じしませんか?

虹を掴む男

虹を掴む男の意味について

 昨日一昨日の事の話。バイト先である人とこんな話をした。君はまだ仕事を選ぶこと

ができる。そのことがうらやましい。もうこの歳になると仕事を選ぶことは出来ない。

仕事が僕らを選ぶんだ。このことを聞いて真っ先に虹を掴む男はこういうことだったの

か。と感じた。というのも虹は遠くから見えるが、虹の近くにいる人は虹は見ることは

出来ない。幸せと一緒というか。過去になると今の幸せが見えるみたいな。虹の近くに

いることがわかり、それを掴むことができたからこそ、虹を掴む男なんだなって。だか

らあの映画で大事なのは今だっていってたんだ。LIFEほんとすこ。なんだろう。わかっ

てたのにわかっていなかったというか。知ってたはずなんだけどなあ。今が大事だった

ってこと。忘れてしまったのだろう。この想いも明日には消えてしまう。うーん。反省

が出来ていないのか。反省しきっていないのか。目標がないから動けないのか。いや。

何をすればいいのかわからないから動けないんだよなあ。何をすればいいのかわからな

くなるのか。きっと過去の僕もそうなのだろう。努力の仕方がわからない。というのは

言い訳になってしまうだろうか。きっと言い訳だな。頑張っている人はこんな事言わな

いだろうし。さてはてどうしたものかな。目標はあっても動けないことはあるしなあ。

目標のレベルが高かったのかな。

 

 そうだ、ある人はこんなこともいっていた。ここで働いている人は僕はこんな仕事し

たくないのにやりたい仕事に就けないからここで仕方なく働いてるんだって思ってる人

がいる。そう思っている人は絶対にやめる。僕はそんな人を何人も見てきた。って話。

ああ、仕事を辞める人ってのはこんな事考えてるんだって思った。たしかになー。でも

僕は辞められないというか辞めたら何もなくなってるから働いてると思ってた。多少稼

がないと生活できなくなるし。毎月課金もしたい。そのために働いてるし。別に間違っ

ていないと思う。間違っているいないのはなしではないと思うけれども。誰にだって理

由はあるし。正しい正しくないは自分でしかわからない。

 

 そういえば物事の正しい正しくないはどうやって決めるのだろうか。みんながダメだ

と言うことは間違っていて、みんなが正しいと思うことは正しいというわけではないだ

ろうし。もしそれが仮に正しいとしてみんなが決めるその「みんな」の一人目はだれな

んでしょうね。それとも二人いて、一人目がこっちかも。二人目もこっちなんじゃない

 

。じゃあこっちにと決めるのだろうか。だとしたら二人とも「決めていない」のでは。

それこそ流されている。意見が割れたらどうするんだ。そうだ西尾維新さんの作品のひ

とつにもあったな。世の中の正しさを変える方法がひとつだけある。「多数決だ」。数

の暴力で真実が捻じ曲げられる。ああ、多数決が正義だから皆真実というかただしさが

わからないのか。捻じ曲げられるから。はー。なるほどねえ。だから人は群れたがるの

かな。人数の多いほうが勝ちか。ガリレオも人数で負けたものねえ。正しさがひしゃげ

る。怖いねえ。死んでから価値が出るものもある。ピカソの絵のように。それもまたお

かしな話。この世の死んでから価値の出るものは虹をつかめなかったのだろう。そして

遠くから見たからこそ虹になった。虹に見えたのだろう。そうに違いない。僕は今も虹

の中にいるのかもしれない。他人には僕の周りに虹が見えているのだろうか。まだ僕に

虹は見えない。